ドール日常

夫にラブドールを買ってあげてよかったです(上編)

ラブドール販売会社HANIDOLLの職員の一人です。今年33歳の私は既に4歳児の子供がいる母親です。今家族と一緒に三人で幸せに暮らしています。

生活がいつも順調な訳がありませんが、今のような幸せ生活を手に入れられるのは、恐らく三年前のあの決定のおかげでもあるのでしょう…

 夫とは高校時代から恋を始めた。大学四年間の中で、遠距離恋愛だったから、何度もひどい喧嘩しちゃって、一度別れたこともあった。でもその後あるきっかけでまた付き合うようになった。大学卒業後、私たちは故郷へ帰って仕事を探し、一緒に住み始め、それから結婚し、正式に夫婦となった。夫はいい男だと思います。一生懸命仕事に頑張っている彼は、私にもいつも優しくしてくれる。特に私が妊娠したと知ってから、仕事がどんなに疲れても、私に会う時必ず元気な笑顔で。妊娠時期のホルモンが原因で、時々不愉快な気持ちになり、彼にゆえなく大声で責めたこともあったけど、いつも私のことを理解してくれて、甘えてくれて、面倒を見てくれていました。今になっても、感動します。

突然のある日、遅く帰ってきた私は彼の姿が見えなく、ただ部屋の中から彼の苦しそうな声を聞こえた。急に病気か思って、靴を脱ぎながら大声で「あなたどうしたの?大丈夫?」ドアを開けるのを待たず、彼はもう部屋から出てきた。「おっ、お帰り!マイスウィートハニー!」彼が気まずそうに微笑んで言ってくれた瞬間、少しザーメンみたいな匂いは私の鼻に来た。その時ちょっと事情が分かった。「ただいま!」特に何も言わずに部屋の中を覗いて、女がいないと確認できた私は、「ねえ、今日の晩御飯何にする?」と何も知らないふりをして返事をした。

夫は、オナニーしてたんだ。あの夜、私はなかなか眠れず、ずっと考えていた。この前ほとんど気づいていなかったが、私が妊娠しているこの間、昔からずっと性欲旺盛な夫はどんなにつらく我慢してきたか。いつも私の世話をして、優しくしてくれた彼に比べて、私がしてあげたことは全然足りない。何かしてあげたい。一緒にこの期間をうまく乗り越えたい。しかし、赤ちゃんの健康のために、セックスが良くないと思う。口でしてあげようとしても、今の私は吐き気になりやすいし、無理。それなら手か、私、手が不器用で、気持ちよくしてあげられなかったらどうする?と色々考えたあげく、どうしたらいいかまだ分からないままでした。ただ、気持ちよくしてあげたい、楽しくしてあげたいという自分の気持ちはちゃんと分かっている。ここまで考えると、1ついいアイデアが頭に浮かびついた。

翌日。

「ラブドールを買ってあげようか」と私は言った。

彼は冗談だと思ってるみたいで、「いいねちょうど君の会社が売ってるだろう?無料で買えるかどうかを聞いてきなよ」と笑っちゃった。

「本気で言ってるの、わたし」私は真面目な顔をして「ラブドール、買いましょう!」私が本気だと気づいた彼は慌ててすぐ口を変えた「急に何バカなことを。どうしてあんなものを。お金もかかるんだろう?」

「どうしてってあなた知ってるでしょう?」

「知らない!俺はな、君以外に何も必要ないんだ!」

「おバカ!言わなくても分かるよ」彼の言葉を聞いて、顔が真っ赤になった。「でもずっと我慢させたくない!あなたが仕事頑張って、面倒を見てくれて、愛してくれる事を十分分かってる。私も、自分がどれほどあなたを愛するか知ってもらいたいよ!」

「俺のためにこれから子供を生む君の愛は、俺知らないわけないだろう!」

「ダメです!もう決まりました!誰が何を言っても無駄です!」

「そんな…」

「じゃ、この話題はこれで。いい子にしててね~」

私をとめること出来ないと知った以上、彼は仕方なく口を閉じることにした。

……(つづく)

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